川越街道と環状八号線の交差点の隣という好立地の店舗に、ポルシェ好きが大集合しました。
文=藤原よしお 写真=ポルシェセンター練馬
2022年9 月に最新のポルシェCIに準拠した新車拠点としてオープンしたポルシェセンター練馬。東京23区内にありながら広大な駐車スペースと、タイカンをはじめとする最新のポルシェを最大7台、認定中古車も屋内に最大9 台展示できる延床面積約2,500 ㎡を誇っている。その広い店舗には、数機のリフトを備えたワークスペースや、クラシックを含めた純正パーツ、オフィシャルグッズのショールーム、様々なオプションを揃えたフィッティング・ラウンジのほか、場内には最大150kW 級の急速充電器ポルシェターボチャージャーも1基設置されており、ここだけでポルシェのすべてを味わえる施設になっている。
そのオープンから半年が経つのを記念して、さる3 月4 日に『PASSION for PORSCHE』と題したトークイベントが開催された。
壇上に立ったのは、無類のポルシェ好きを自認する本誌村上編集長と不肖藤原の2人。2023年は「最初のポルシェ」である356.001 が誕生して75周年、911 の誕生60周年、そして1953年に日本に初めて3 台の356 が輸入されてから70周年であるばかりか、963 によって久々にWEC 、ル・マン復帰を果たす記念すべき年である。今回のイベントでは、ポルシェの過去、現在、未来を通じてその魅力を解き明かそうと、356.001 のドライブシーンや、911GT3RSのシルバーストーン試乗インカー映像、さらに次期マカンのテスト風景など、レアな動画やスライドを流しながら、会場に集まったポルシェセンター練馬のカスタマーの皆さん、そして抽選で選ばれたENGINE Premium Club の皆さんを前にトークを展開した。
途中、718 ケイマンGT4 e-パフォーマンス同乗試乗での秘話に脱線したり、トークショーの後のQ&A コーナーで飛び出した皆さんからの鋭い質問にたじろいだり、オフィシャルグッズの抽選会で盛り上がったりと、リアルイベントならではのライブ感を満喫した楽しい週末となった。