NEWS

新着記事
2022.11.23

パリ・モーターショーで、こんなアルピーヌを見つけました。

みなさん、こんにちは。エンジン編集部のムラカミです。10月中旬にパリ・モーターショーを皮切りに、アルピーヌの生れるところを巡る旅に行ってきました。その詳しい報告は11月26日発売のENGINE本誌でじっくり見ていただくとして、そこには書き切れなかった話をひとつ先に披露したいと思います。

パリ・モーターショーで、いろいろなブースを回っていたら、なんとフランスの国家憲兵隊が特殊車両を展示していて、その中にパトカー仕様のアルピーヌA110があってビックリ! 今年から、フランスの高速道路では、アルピーヌのパトカーが走り始めているという噂は耳にしていましたが、実物を見たのはむろん初めてです。説明書きによれば、フランス国家憲兵隊は全部で26台ものアルピーヌA110 を注文したようで、採用の理由として、軽量で速いのに加えて、燃費が良くC02 の排出量が少ないことが挙げられていました。そして驚いたことに、60年前には初代のA110もフランス国家憲兵隊に高速道路用のパトカーとして採用されていたのだそうで、「憲兵隊とアルピーヌの物語は継続する」なんて粋な文句が書いてありました。どうせなら、初代の方も見てみたかった。一緒に並べて展示してくれれば良かったのに、残念!

それはともかく、これからフランスでドライブを楽しもうというみなさんは、どうかくれぐれもこんな素敵なパトカーに追っかけられないように、ご注意ください。