ENGINE POST

エンジン ポスト
OTHERS

この春、コカングーの車検を継続すべきか悩んでいます。

ENGINE編集部の塩澤様、37号車カングーの記事、楽しみに拝見しています。
自分の車もエンジン37号車と同じコカングー、2008年春登録で5MTです。コロナもあり全く乗っておらず、いまだ走行3万7000Kmちょっとで当然ながら特に悪いところは出ていません。この春車検ですが、継続すべきか少し悩んでいます。
(EPC会員様 No1515)

ENGINE編集部の長期リポート37号車のカングーの車検は2022年でした。車検の時には異常はありませんでしたが、その後少しして、急に足まわりから異音と振動が出るようになり、先日ついに入院しました。その顛末と結果については、治療修理が完了したところでリポートしたいと思いますが、カングーを持ち込んだフランス車に強い原工房のメカニックによると、問題はやはりパーツが揃うかどうかだそうです。編集部の37号車の場合は、修理に必要なパーツはほぼなんとか揃いましたが、コカングーは入手できないパーツも出始めているようです。また、正規ディーラーだと社外パーツが使えないこともあり、重要保安部品がダメになって交換できない時は、使用を諦めざるを得ないこともあるようです。編集部の37号車も、車検を取ったディーラーで「メーターはもうパーツがなく、壊れたら車検は通らないので、乗り続けられない」と言われました。低走行の初期型カングーはもはや貴重です。大切に乗り続けていただきたいものですが、もし継続を諦める時は、コカングーを探している人はけっこういるので、良い引き取り手がいると思います。ぜひ、カングー文化を次の方に繋いであげてください。(ENGINEWEBプロデューサー・塩澤則浩)