みなさんこんにちは。エンジンのムラカミです。先月、アルピーヌセンター徳島でトークショーをするために出張した機会に、「オートモール徳島」を視察してきました。
ここはなんと、レクサス、トヨタ、GRガレージ、スズキ、ジャガー、ランドローバー、ミニ、フォルクスワーゲン、フィアット、アバルトの10ブランドのディーラーを1カ所に集めた、言ってみればクルマのショッピング・センターなのです。
噂には聞いていたのですが、行ってみると、想像以上に楽しい、まるでクルマのテーマ・パークのような場所でした。
というのも、単に新車を販売しているだけではなく、それぞれのブランドにまつわるヴィンテージ・カーが展示されていたりして、それを眺めて歩いているだけで、すぐに時間が経ってしまいます。
たとえば、トヨタ・ディーラーには初代クラウンやスポーツ800 。続くGRガレージには、1989年のル・マン参戦マシンであるトヨタ88C の実車が飾られていたのには正直、ビックリ仰天しました。
さらに、スズキ・フロンテ、ジャガー・マークⅡ、ランドローバー88シリーズⅡ、ミニ・モーク、フォルクスワーゲン・タイプ2 T1、フィアット・アバルト595 ……といった名車たちと会えるのだから、クルマ好きなら半日は過ごせてしまいそうです。
看板に曰く、「売るだけじゃない、修理するだけじゃない、クルマと過ごす時間に、人生に、もっと輝きと感動を創りたい」だって。
さすがです! 私はこの言葉に感動して、涙が出そうになりました。
EPC 会員のみなさん、徳島に行かれた際には、ぜひともオートモール徳島を訪ねてください。きっと素晴しい出会いが待っているはずです。
当時のブランド名はトヨペットだった。観音開きのドアに羽根のついたリア・スタイルなどがアメリカ風で斬新。この個体には、なんと5.7 ℓのシボレー製V8エンジンが搭載されており、イエローのボディ色はもちろん、足まわりも大幅な改造を受けていた。
なんと1989年6 月11日にル・マンで戦ったマシンそのものなのだとか。その時のドライバーは星野薫、鈴木恵一、Didier Artzet 。予選は27位で通過したが決勝ではリタイア。エンジンは2140ccの直列4 気筒DOHCをミドシップに搭載。680ps/65.0kgm のパワー&トルクを発揮した。