さる1月12日から14日まで、千葉県の幕張メッセで開催された東京オートサロンに、ひときわ目立つ恐竜のアタマの化石が置かれたブースがあった。
実はこれ、壁に大きく描かれたイラストが示しているように、ティラノザウルスのアタマの化石で、このブースを出展したKeePer技研株式会社が開発した新商品『TREX(ティーレックス)キーパー』のデモンストレーションのために特別に展示されたものだったのだ。
それでは、その恐竜を思わせる名前を持つ新商品『TREXキーパー』とはいかなるものか?
TREX(ティーレックス)KEEPER=TRIPLE EX KEEPER
すなわち、これまでkeePer最高峰コーティングの役割を担ってきたEXキーパーよりも上位に位置する究極のコーティング。それこそが3層のトリプル皮膜組成により、未だかつて誰も見たことのない、未知なる美を生み出すTREXキーパーだというわけだ。
その最大の秘密は、トップ層にコーティングされる、長年の研究により新たに開発されたKeePer史上最高の超高密度を誇る坊汚高輝度レジン皮膜「リキッドエレメント」にある。その組成については企業秘密ということで、多くは明らかにされていないが、これまでもEXキーパーをはじめ、フレッシュキーパーやエコダイヤキーパーでも使われてきた新技術である、「ファンデルワールス力(静電気などすべての分子間に働く引力)の最小化による汚れの密着を防ぐ坊汚能力」を極限まで高めた成分が最大限に配合されていることに、その秘密を解くカギがあるようだ。
そしてもちろん、その「リキッドエレメント」の下には、塗装面の密着を強め、深い艶を生み出す「プライマーガラス」と、紫外線から塗装を守り、さらに深い艶を生み出す「高密度プライマーガラス」による重層コーティングが施される。
合わせて3層のトリプル皮膜組成こそが、TREXキーパーの名前の由来でもあり、KeePer最強のコーティングを生み出す重要な要素となっているのである。
その結果、ノーメンテナンスで3年間耐久、2年または1年に1回のメンテナンスで6年間耐久という長きにわたって未知なる美が持続するというから、大切な愛車を汚れから守ってやるためには、これ以上の贅沢はないだろう。
プースには、このTREXキーパーが施工されたアストン・マーティンDBXが展示されていたが、そのグリーンの車体は、あたかもボディ全体が水飴みたいな薄いガラスの膜に包まれているかのような、独特の輝きを放っていた。
実は、ENGINE編集部の長期リポート79号車、ポルシェ911カレラ4Sもモニターとして、このアストンと同時にTREXキーパーの施工を受けている。それについては、2月26日発売のENGINE4月号で詳しくリポートするので、お楽しみに。
TREXキーパーはまず、トライアルとして特別な設備を備えた東京、名古屋、京都の3店舗(キーパーラボ用賀店、キーパーラボ大須店、キーパーラボ京都店)でスタートする。
施工工程に施工価格はSSサイズの34万400円からXLサイズの53万5200円まで。
さて、最後になってしまったが、EPC会員のみなさまにお願いがあります。
このkeePer史上最高峰のコーティングであるTREXキーパーをモニターしてくれる人を1名募集します。
愛車を3カ所のいずれかのキーパーラボに持ち込めることと、モニターとしてリポートに協力してくれることが応募の条件です。
それでは、みなさんの応募をお待ちしております。
キーパーラボでお目にかかりましょう。
文=村上 政 写真=宮門秀行(東京オートサロン)/秦淳司(アストン・マーティン)